回ってきたものは受けとる。
とは言うものの、最近、本を読む時間が無い。
というより、近頃は色気の無い本ばかり読んでいるので、
回してくれた人に申し訳なくて書けない。
しかも、春過ぎ辺りで読み始めたものの、読破していないものも多い。
ともあれ、比較的時間の経っていないもので、
それも回してくれた人の意に反さないようなものを挙げたい。
『孤独か、それに等しいもの』 大崎善生
短編が5つ収まっている。
・八月の傾斜
・だらだらとこの坂道を下っていこう
・孤独か、それに等しいもの
・シンパシー
・ソウルケージ
記憶では、制作中に、ふと近所の本屋で発見して、
何故か読みたいと思って購入。その日に読み終えた。
たぶん去年の6月あたりだった気がする。
彼の本は他に『ドナウよ、静かに流れよ』を読んだ。
『図書室の海』 恩田陸
短編集。
展開も文章自体も非常にトリッキーで、自分好み。
長編も読んだが、短編は短編として巧く書き分けている印象があり、
そういうところも自分好み。
『世に棲む日々』 司馬遼太郎
吉田松陰。
幕末好きとか、長州好きとか、そういうことではない。
好きか嫌いかと問われれば好きな方だが、
それ以上に「吉田松陰」という個人に興味があって読み始めた。
現在、第二巻に入るところで止まってしまっている。全四巻。
落ち着いたら(落ち着くのか?)始めから読み直したい。
『闇に学ぶ』 辺見庸
掌編小説集とある。
黒版、白版と2つあって、こちらは黒版、白版は『銀糸の記憶』。
これも読み切っていないが、短編なので気分転換にはよい。
何がとは語りづらいのだが、かなり面白い。
あとは、春あたりに
『メディア・ビオトープ』(水越伸)を突然読んだので、
特別講義を聞くつもりでいるのだが、
2.3年生のメディアセンターの仕込みに重なっているので怪しい。
それから、制作モードに切り替える意味も込めて
『シュミラークルとシミュレーション』(ジャン・ボードリヤール)を読んだりしている。
本を読む時間が欲しい。
読むものは手元に溜まっているのに手が出せない。
とまぁこんな感じで受け取れているのだろうか??
by HIRA