2005年05月31日
コンセプト
wwwAVEのコンセプトをもう一度ツメてから、web上での振る舞いについて考えたい。
まず、キーワードを挙げてみる。
・ネットの空間性
ネットに空間は無いが、ユーザはそこに空間性を感じている。
・ネットの身体感覚
ネット空間を駆け巡る感覚がある。だが、実は相対速度である。
・波打際
新しいものや、一度打ち寄せたものが、常に更新されながらロードされ続けている。
海という大きな空間、また、その向こう側にあるものを感じることができる。
生活空間に密着した、もう一つのリアルワールド。
世界に対して繋がっているという意識。
ディスプレイをインターフェースとして、2つの世界が対面する。
歪んだ空間。
距離感の変容。
ネットという現代における、もう一つのリアル。
我々は、実空間/ネット空間の混在する世界で、生活している。
ディスプレイを介してネット空間と対面し、キーボードによって、リクエストを行い、
あらゆるソースをロードする。
2つの空間が、インタラクションを介して繋がり新しい場を生成することは出来ないか?
ハイブリッド。
ネットの空間性、それは、タグによるスペースや、データ容量などの数字によるところが多い。
投稿者 HIRA : 03:01 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月24日
近況
エスキースばかりしている。
GLの波もなかなかイイ。
ネットサーフィンという言葉が引っ掛かっている。
ネット上の速度というのは、明らかに相対速度である。
自分がサイバー空間を漂っているというよりは、コンテンツがこちらにやってくる感覚。
気に入らないリンクには飛ばない。
気に入らない波には乗らない。
ただ単にブラウジングしている向こうに、データの波が現れているだけでも、メタファーとしては機能する。
問題は身体感覚。
どうせなら身体感覚に密着したネットサーフィンを見せたい。
純粋にリンクを辿って行くというカタルシス的なネットサーフィン。
波打ち際を作りたいのか、それとも波自体を作りたいのか。
詰めて行く必要がある。
加速度センサーになるのか、トラッキングをやるのか。
デヴァイスが必要か。
早い段階で見えてくるといい。
ONtheNet
ネットの特性。
空間==0
∴距離==0
自分が移動する感覚ではなく、背景が移動する。
波が移動する。コンテンツがディスプレイに向って溢れ出してくる。
ネットサーフィン。
サーフィン。波に乗る。
自分は移動しない。
情報がやってくる。
相対速度。
相対速度!!!
乗る。滑る。滑空。
!!!!砂浜/波打ち際で足に引き波の抵抗を受けて、垂直がとれなくなる感覚。
視界に広がる引き波。
波に巻かれて身体の上下が分からなくなる。
ネットの特性。
on demand
拾わないリンク。
「ブラウジングの背景で波が動く」
ロード
LOAD
OVERLOAD
フリーズ
cf.)NET SURFIN
2005年05月23日
cf.)瞬間の降臨 by Paul Virilio
電磁物理学を利用して現実を波動化し、その結果生じる場を、生の現実として提示すること。
様々な距離を越えて行われる瞬間転送
「離れた場所の地域化」という新しいタイプの場
通常の視覚を越えた知覚によってのみ認知できる場
能動的視覚光学
「今ここで」という知覚に対する雑音
相対的なインターフェースがなければ空間的な広がりは客観的な大きさすら保てない。
伝播速度に於ける透過性
時間の影
フッサール 生きている現在
2005年05月22日
cf.) MATRIX, MATRIX RELOADED, MATRIX REVOLUTIONS
データ空間
不思議の国のアリス
MATRIXは至る所に存在する。
真実を隠すために、目の前に下ろされた虚像の世界。
MATRIXの正体は人から教わるものではない。
自分で見るものだ。
カプセル薬
接続
本当の肉体の在処を探すプログラム
新しい誕生
記憶が映し出した残像。
五感が知覚できるものが現実か??
全てのコンピュータは単一の知識を得た。
速く動こうと思うな、速いと知れ。
コンピュータに直結、ソフト間を自由に移動。
神経回路
心と体、全てが実感するもの
--
人類=ヴィールス
デバッグ用コード
正常に働いている間は目に見えない。
存在にすら気付かない。
ソースに戻る。
キーメーカー
感覚そのものが全てになる。
因果関係
目的
purpose
ドア
アンバランスな均衡の余剰
変則的なアノマリーの産物
選択
不完全な知性が必要
トレインマン
重要なのは、言葉が表す関係
失うデータもあれば残るデータもある。
選択も変数のうち
バランス
始まりがあるものには終わりがある。
2005年05月21日
cf.)GHOST IN THE SHELL
この作品のウェブ上での振る舞いについて考えている。
ただリンクを辿るだけでは、面白いとは思えない。
コンテンツの容量や、経由したサーバ。到達時間、最終更新日。
それらを、どのとような必然性を持って空間に取り込むことができるだろうか。
ロードされる度に打ち寄せる波。
波間を漂うコンテンツ、ノード、リンク。
それらとのインタラクションは何らかのメタファーになり得るだろうか??
空間丸ごとでオンラインのデータとインタラクションするということに、何らかの必然性が必要だ。
キーワードを検索エンジンに投げるのも考えものだ。
何か他のアルゴリズムでwwwにアクセスしたい。
「ネットは広大だわ」
ネットに繋がっていることに意味があるか?
ポジティブである表現==風刺にならないこと。
広大なネットの海から、一部をロードしてインタラクトする。
鬼門。
記憶。
更新日。
国境。
「疑似体験も夢も、存在する情報は全て現実であり、そして幻なんだ。」
恐れ、不安、孤独、闇、希望
「アクセスできる膨大な情報や、ネットの広がり。
それら全てが私の一部であり、私という意識そのものを生み出し、
そして同時に私をある限界に制約し続ける。」
諳んじることのできるURL
BookMark
自分の知っている海岸線。
人格形成。
アイデンティティの知覚化、認識化。
インターフェース/マウス/キーボード
--
人間もまた自己保存プログラム。
記憶によって個人たり得る。
外部記憶装置の意味。
情報の海で発生した生命体。
--
オーバーロード
overload
「あらゆるネットを廻り、自分の存在を知った。」
!--経験情報を消し去って、DNAを残す。
2005年05月18日
実写/GL
@studio5で、三上さんと院生でエスキース。
とりあえずの方向性というか、課題としては、
onLineからのオブジェクトの振る舞いを実際に考えることと、
実写を使うのか、openGLで描くのか?を見極めること。
どちらにしてもサンプルを作ってみた方が良さそうだ。
空間構成は、とりあえずコンテンツが決まってから考え直すことに。
院生3人+ワタナベ氏で学外エスキース@ジョナサン
・ワイヤーフレームで描けそう。by末綱氏
・安っぽくない感じで実写でいけばカッコいいかも。by飯沢氏
・openCVソース見つけましたよ。by ワタナベ氏
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TIDE/real_time_tide/images/tide_real/tokyoToday.txt
Record of TidalHeight(cm) & Atmospheric Pressure(hPa)
Location TOKYO
Longitude 139?¬ 45' 13"
Latitude 35?¬ 38' 13"
TimeZone -09 00(JST)
TidalHeightDatum 120cm below mean sea level.
a note:
Broken or No transmit data ---> "9999"
year date time cm hPa
2005 5 18 0 0 155 1017
2005 5 18 0 5 156 1017
2005 5 18 0 10 157 1017
2005 5 18 0 15 157 1017
2005 5 18 0 20 158 1017
2005 5 18 0 25 158 1017
2005 5 18 0 30 159 1017
2005 5 18 0 35 160 1017
2005 5 18 0 40 160 1017
2005 5 18 0 45 160 1017
2005 5 18 0 50 160 1016
2005 5 18 0 55 160 1016
2005 5 18 1 0 160 1016
2005 5 18 1 5 159 1016
2005 5 18 1 10 159 1016
2005 5 18 1 15 159 1016
2005 5 18 1 20 159 1016
2005 5 18 1 25 159 1016
2005 5 18 1 30 159 1016
2005 5 18 1 35 160 1016
2005 5 18 1 40 160 1016
2005 5 18 1 45 160 1016
2005 5 18 1 50 160 1016
2005 5 18 1 55 160 1016
2005 5 18 2 0 159 1016
2005 5 18 2 5 157 1016
2005 5 18 2 10 157 1016
2005 5 18 2 15 156 1016
2005 5 18 2 20 155 1016
2005 5 18 2 25 154 1016
2005 5 18 2 30 154 1016
2005 5 18 2 35 153 1016
2005 5 18 2 40 152 1016
2005 5 18 2 45 151 1015
2005 5 18 2 50 151 1015
2005 5 18 2 55 151 1015
2005 5 18 3 0 150 1015
2005 5 18 3 5 149 1015
2005 5 18 3 10 149 1015
2005 5 18 3 15 149 1015
2005 5 18 3 20 148 1015
2005 5 18 3 25 147 1015
2005 5 18 3 30 146 1015
2005 5 18 3 35 144 1015
2005 5 18 3 40 142 1015
2005 5 18 3 45 140 1015
2005 5 18 3 50 138 1015
2005 5 18 3 55 137 1015
2005 5 18 4 0 136 1014
2005 5 18 4 5 136 1014
2005 5 18 4 10 135 1014
2005 5 18 4 15 135 1014
2005 5 18 4 20 135 1014
2005 5 18 4 25 134 1014
2005 5 18 4 30 133 1014
2005 5 18 4 35 132 1014
2005 5 18 4 40 131 1014
2005 5 18 4 45 129 1014
2005 5 18 4 50 128 1015
2005 5 18 4 55 126 1015
2005 5 18 5 0 125 1015
2005 5 18 5 5 9999 9999
2005 5 18 5 10 9999 9999
2005 5 18 5 15 9999 9999
KeyWords
月、海、羊水、大潮、血液、引力。
『広大なネット』、リンク切れ、混沌、ストリーミング、ダウンロード、記憶。
私空間、共有、パブリック。
瞬間移動。
集団意識。
ネットサーフィン、ネットサーファー、ネットサーフボード??
仮想境界面、端末。
2005年05月17日
install



2005年05月14日
エスキース
来週の水曜日に三上さんにプレゼンするので、
幾つかの案をエスキースに起こして行こうと思う。
一つ目が出てから寝かせると、また何か出てくるものだ。
cocoa
cocoaでHTMLソースを取得できるようになった。
そこからリンク先を回収し、リストにする。
最終的には、URLを与えられて、そこにあるリンク先のリストを作るクラスを作る予定。
2005年05月12日
月
潮位が、月の引力の影響を受けるように、
ネットの海にも月の引力を取り込みたい。
有機的な、ネットと実空間のボーダー/インターフェース。
常に曖昧で流動的な境界線/波打際。
フレームワーク
objective-Cで、HTMLソースを引っ張ってこれるっぽいフレームワークを見つけた。
未だオーバーライドできず。
2005年05月10日
エスキース
Xcodeでエスキースを始めた。
8:3のマトリックス・フィールドを描き、
力場を決定することになるであろう、海岸線/波打際を描いてみた。
幾何学的な正確無比な描画を前にすると、インスピレーションが湧く。
何となくではあるが、アルゴリズムの全体構造が頭の中にある。
どのパラメータに何の数値を渡すのか。
2005年05月08日
スケジュール
今後、作業を進めるにあたり、作業を分類しておく。
・概要のFIX
・インスタレーションの空間構成
・システムマップの構築
・webRobotの開発
・赤外線照明+TTC-PROによる画像認識/座標検出
・openGLによるイメージの構築
・MAX/MSPによる音響構成
・扇風機の制御
参考文献
NAMI / 梶井 照陰
オンライン空間
オンラインの空間性ということも考えている。
実空間としては、極小の体積しか持たないオンライン空間に対して、
我々ユーザは、何かしらの奥行きを感じていることは事実であろう。
そして、そこからロードされるソースを、ディスプレイを介して眺めるのが、
我々のオンライン空間に対する作法である。
ありとあらゆるソースが混在する、文字通り「WorldWide」なヴァーチャル空間に対する、
我々のアクションは、キーボードとマウス操作でしかない。
作品の構想にあたり、自分が最初に思い描いたのは、
・ディスプレイからソースが溢れ出てくるイメージ。
・操作する側を無視して寄せ続ける、ロードされ続けるソース。
・その波間でインタラクションする人。
というようなものであった。
自分のこの作品におけるネットのイメージは、
リンクとノードで構成される整然としたネット空間ではなく、
リンク切れが多くて全体の計り知れない、莫大な混沌とした情報空間である。
最初のインスピレーション
この作品の一番最初のインスピレーションは、実家近くの海岸である。
普段、波打ち際で目を閉じるということはあまり無いのだが、
その時は、高い波に洗われる小石の音が凄まじく、思わず目を瞑ってみたくなった。
引いては寄せる波の音、小石が転がる音は、
非常に立体的でまさにサウンドスケープと言えるものだった。
目を瞑っていると、海の匂いを含んだ風も、非常に臨場感を醸し出すものであることがわかった。
電子音や高解像度のディスプレイに慣れ切った自分の感覚器官が捉える海岸線は、
幼い頃のそれとは、ずいぶん違った姿に思われた。
幼い頃から親しんできた海岸線を、いつか作品にしたいという希望的観測と、
自分が好きな作品しか作り続けられないであろう、という打算が生んだ最初の思いは、
「都会のど真ん中に、海岸線を出現させたい」
というような漠然としたものであった。
@1st
"wwwAVE"の制作をはじめるにあたり、記録を付けることにする。
事後報告という形で公開することを前提に制作ノートとしてつける。
コンセプトや技術的な方法論をはじめ、些細なインスピレーションまで細かくつけていこうと思う。