というわけでまた

東京にいる。
大阪ー富山ー石川ー福井ー大阪と遊び回った末。

今年の春あたりから世の中でいう週末や祝祭日と縁のない生活をしている。
特に地方の市街地での視線には堪え難いものを感じていたが、
このごろは気にならなくなってきた。
それが意味するところは考えない。

大阪で設けた某旧友との酒席での話。
誰かの言葉ではないが、
満足とか幸福とかいう類のものは、麻薬みたいなもので、
効いている間は手と頭が麻痺していることにすら気がつかない。
正直なところ、明け方の会話の記憶はほとんどないが、
いつも思う通り、目の前の悪友が急に的確な指摘をすることに驚く。
交代するのは遠慮したいが、軽い意味だけならお前が羨ましいと奴が言って、
残念だが、今のところ手が2本しかないから、3つ目を拾うときは、右か左のどちらか捨てる必要がある。
と頭の中で答えた。もしかしたら口に出したかも知れない。

奴は行間を読むことをしようとしないから、当然ながら話が抽象的になるのを嫌う。
奴にとっては、このエントリーは呪文と変わらないだろう。

とにかく。
中学の間を敵として過ごし、高校の間を同門として過ごしたこの男は、
大学に入って以来通用しない価値観を、今も開けられる引き出しに仕舞っている。
血中のアルコールに唆されて、それを懐かしく引き出して見せるのは彼に限った話ではない。
それを確かめられるからこそ、奴と呑む酒の味は他と違う。
ただ、この歳になってそれを研ぎ直そうとする者は少ないことも同時に知ることになるが。

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今週末にはYCAMに行く用事がある。
展示も見たいのでちょうどよい。
酒を飲みにきたのかと尋ねられたことがあるので、今回は気をつけようと思う。

この時間になると空腹で頭が冴える。
冴えている間にしか片付けられないことから手をつける。


by HIRA