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2006年04月27日
drivingForce/downForce
GW末まで東京を離れる。
幸い、文献漁りが今の仕事なので、作業に差し支えることはなさそうである。
朧げながら、新作のインターフェース・デバイスが輪郭を現しつつある。
今回のヒントとしては人工衛星、パラボラアンテナ、フラフープ、ジェットコースター、コーヒーカップ、ハンマー。
"DriftNet"は、ソフト設計が複雑だったが、今作はハード設計の多い制作になりそうである。
とは言え、プロダクトデザインは専門ではないし、
ハード、ソフト、バーチャル、リアル、概念、外観、身体感覚などが、
インスタレーションスペースで統合された結果、体験という形でパッケージングされる、
というところに落とし込みたいので、「バランスをとる」ことが、制作の全行程を通して、
もっとも重要な鍵になることは容易に想定できるし、それが一番難しい点であることも、
体験を通して知っているつもりでいる。
つまるところ、制作の方法論としては、いつもと何も変わらない。
変わる点があるとすれば、
それはモチーフが、「地球」や「インターネット」のような実在する事象ではないことである。
これが、どこにどう帰結するかを知るには、秋を待つしかなさそうである。
制作行程を想像すると、ダウンフォースは十分。
連休明けにはドライヴィングフォースもそれと釣り合う予定。
投稿者 HIRA : 23:20
2006年04月25日
real/virtual
研究室内での足並みを揃えるのであろうか、各自の年度スケジュールを回収される。
大学が配布する学事日程表のエクセルデータが渡され、そこに制作や展覧会の予定を書き込む。
すべきことは多い。
メディアセンターの方は無事に撤収を済ませ、
この実験を基に次はインスタレーションとして落とし込んでいく。
『多重にリレイティヴなシステム』
浮かび上がってきたのはこれ。
ref.)コーヒーカップ。ハンマー投げ。glRotate/glTranslate。
知覚される世界とバーチャルスペースをつなぐ意味でのメディア。
そもそも、太陽系とはリアルなのか、バーチャルなのか。
投稿者 HIRA : 22:48
2006年04月17日
gct.v0.0
"parallax"(視差)と名付けた実験。
両眼視差、地心視差、年周視差。
スケールの大小に関わらず、空間(特にZ軸)に対する観測にはつきものである。
メディアセンターでの施工は、順調に進んでいる。
中型スクリーンとプロジェクタ2台の吊りだけなので、拍子抜けするほど楽。
"DriftNet"に比べると、スクリーンの面積は1/4以下である。
この実験に、聴覚は関係ない。
音という遅い波は入り込めないスケールの世界の話。
可視光が極度に赤方遷移して、赤外線になるような速度の話。
投稿者 HIRA : 23:49
2006年04月16日
日常に浸透している世界観の盲点を示唆するために
即時的なインパクトと同時に、鑑賞に時間をかける必要がある、もしくは、
時間をかけたくなる、もしくは、時間をかけることで鑑賞の質が変わること。
実験は実験。
19日からライブコーディング状態での作品展示か。
ところで、17日発行のAERAの「Under29」(U-29)という記事で紹介いただいている。
自分があまりにも笑わないので、「じゃ、爆笑してください」という指示をいただいての撮影であった。
まだ写真も記事も見ていない。。
2006年04月13日
test
実験がてら、やってみたいことは多い。
今夜も試すべきことが幾つかある。
メディアセンターで実験すべきことを、効率よく試せるように、
ディスプレイ上で試すべきことは今のうちに試しておくつもりでいる。
投稿者 HIRA : 00:00
2006年04月09日
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oazoでの展示が明日で終わり、夜以降撤収となる。
インストールからオープニング、展示中通して、思案多岐に及んだ。
新作を進めている。
つまるところ、観測点と観測結果の一致/不一致の問題である。
速度や座標に関しては、ニュートン力学系は絶対基準を設けることが出来ない。
なぜならば、絶対静止状態の基準を定義できないからである。
実験室を基準とすれば地球の自転、地球とすれば公転、
太陽系とすれば銀河系の螺旋、銀河系とすれば宇宙の膨張をカバーできない。
それが天動説/地動説が持つ興味深い問題でもある。
絶対速度/相対速度の問題。ゼロポイントの定義。そして光学的観測。
システム全体を俯瞰できない者が、
光学的観測と実験結果をもとに、自らの立つ大地を運動体として捉えること。
この超日常スケールのパラダイムシフトを我々は追体験できないが、
自らの立脚点と視覚を同時に揺さぶられ、
世界の速度と自らの速度がクロスフェードする時、
我々が既成概念として持つシステム(太陽系)は、
感覚的にリアリティを持ち得ないが故に崩壊し得るのではないか。
自分は、それが崩壊するのを見たいし、
その瞬間、地球が「平面」から「球体」に変わったような、
それこそ、アップサイドダウンなインパクトを密かに期待してもいる。
まずは実験。
光学的トレースと空間的トレース。
この2つを同時に光学情報として与えられるとき、我々はどう知覚するのか。
自分の位置をどう定義しようとするだろうか。
2006年04月05日
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断続的に丸の内に用事があり、行ったり来たりした。
期待されざる事も少なからずあったものの、
たくさんの人たちと知り合えた点で非常に有意義であった。
自分が国交や戦争の話をすると、非常に偽善じみると思うのだが、
国柄や年代によっては、リアリティを持った話をされる方もいたし、
「自分らは作家同士、政府のことは関係ないよ」という方もいたし、
普段では聞けない話が聞けて、言葉は軽いが「勉強になった」と思う。
息子世代のヒラカワと対等に接してくれた方々に感謝。
(実は、「ヒエラルキーにとらわれないこと」は新型パサートのコンセプトでもあった。)
交わした言葉通り、再会できるのを楽しみに、焦点は次の制作へシフト。
数日中に、「超中型」を設計する。
投稿者 HIRA : 01:59