「山下秀之」氏講義

長岡造形大学環境デザイン学科の助教授であり、建築家である山下氏。
学生と一体となった様々な研究は、どれもハイクオリティだ。
氏は、山育ちの学生の気質と設計の関係の強さを指摘していた。
「田舎で都会の建築設計はできない、田舎は田舎の感性で創る」的な話が出たが、
出てきているモノを見るだけで、ただの自然回帰だけでないものを感じられる。
有機的なフォルム、そして機能。
環境デザインあるいは社会にとって今後重要になるであろうファクターを含んでいる。
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もともとカオス、複雑系などの話は好きだ。
自分の作品中に取り入れたこともあった。
だが、実施設計まではいかないにせよ「建築」という「実用物」の中に、
その終点を求めるスタンスで制作されたモノに対して、「アート」と呼ばれるモノには無い、
ある種の「強さ」を感じたことは確かだ。
一方で、山下氏と学生の作品をまとめた出版物の中で、山下氏は、これらの作品群を
「極めて現代アートとしての視座も持つ」としている。
「ボーダーレス」と、スタ5の教授陣の声が聞こえてきそうだ。
世の中は、まだまだ面白くなる。


by HIRA